2012年05月21日
サンゴの戦い
サンゴも、自分を守ったり、成長させるために、日々戦っています。
隣り合った、サンゴとは隔膜糸(かくまくし)やスイーパー触手を使って、相手を攻撃します。
攻撃力の弱いサンゴは、成長が早く、相手を覆って日当たりを悪くし、身を守ります。
平和に暮らしているように見えますが、実はたいへんなんです。
白い糸のような物が、隔膜糸又はスイーパー触手です。
隣り合った、サンゴとは隔膜糸(かくまくし)やスイーパー触手を使って、相手を攻撃します。
攻撃力の弱いサンゴは、成長が早く、相手を覆って日当たりを悪くし、身を守ります。
平和に暮らしているように見えますが、実はたいへんなんです。
白い糸のような物が、隔膜糸又はスイーパー触手です。
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16:49
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2012年05月20日
ウデフリクモヒトデ
リーフで普通に見られます。
ヒトデの仲間ではなく、クモヒトデの仲間です。
身体のつくりが違っていて、ヒトデは口と肛門が別々になっていますが、クモヒトデは一緒です。
普段は、写真のように黒い方を上にして、生活しますが、
潮が満ちてくると、逆さまになり、水面を流れてくる有機物を食べます。
クモヒトデが逆さまになったら、潮が満ちてきている、ということです。 海から上がる合図です。

ヒトデの仲間ではなく、クモヒトデの仲間です。
身体のつくりが違っていて、ヒトデは口と肛門が別々になっていますが、クモヒトデは一緒です。
普段は、写真のように黒い方を上にして、生活しますが、
潮が満ちてくると、逆さまになり、水面を流れてくる有機物を食べます。
クモヒトデが逆さまになったら、潮が満ちてきている、ということです。 海から上がる合図です。
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21:47
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2012年05月19日
イソアワモチ
奄美大島北部では、コウムと呼ばれる貝の仲間です。
貝殻は、退化? 進化? して、無くなっています。
背中には、光りを感じる程度の眼が4つあります。
しょう油で炒めたり、酢みそで食べると、美味しいです。
貝殻は、退化? 進化? して、無くなっています。
背中には、光りを感じる程度の眼が4つあります。
しょう油で炒めたり、酢みそで食べると、美味しいです。


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10:41
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2011年09月25日
ウミガメ食事中
最近、よく行くシュノーケリングポイントに必ず居る、アオウミガメ君。
人を気にすることもなく、海底のウミヒルモを食べていました。
ウミヒルモは、元々、陸上の植物で、海草の仲間です(海藻では有りません)。
海底で白い小さな花も咲かせます。
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20:05
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2011年09月24日
キビナゴトルネード
夏から秋にかけて、シュノーケリングでよく、見かける光景です。
すごい数のキビナゴが集まっています。
この群れの中を突っ込むと、サメになった気分?
すごい数のキビナゴが集まっています。
この群れの中を突っ込むと、サメになった気分?
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19:52
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2011年09月13日
ヘコアユ
笹の葉っぱの様な魚です。
タツオトシゴの仲間で、いつも頭を下にして泳いでいます。
ストローの様な口で、小さなプランクトンなどを吸い込んで食べます。
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19:52
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2011年09月12日
巨大アカウミガメ
今日は、神奈川からのお客さんとシュノーケリング。
いつものようにサンゴウォッチングをしていると、目の前に巨大なアカウミガメが。
甲羅には海藻が沢山着いて、カンロクがありました。
人を見ても、逃げることもなく、悠々と泳いでいきました。
シュノーケリングでは、アオウミガメにはよくで会いますが、このように
巨大なアカウミガメは、珍しいです。
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20:37
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2011年08月31日
アカヒメジ
潮通しのいいサンゴ礁でよく見かけます。
いつも群れで居るので、シュノーケリングのお客さんにも人気があります。
死ぬと、赤くなるので、この名前がつきました。
食べても美味しいです。
いつも群れで居るので、シュノーケリングのお客さんにも人気があります。
死ぬと、赤くなるので、この名前がつきました。
食べても美味しいです。
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20:33
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2011年08月13日
マンジュウヒトデ
名前のとおり、マンジュウの様な形をしています。
小さいときは、他のヒトデのように星形をしていますが、大きくなると5本の腕がふくらんで、このような形になってしまいます。
サンゴも食べますが、個体数が少ないので、被害は無いようです。
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19:38
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2011年07月31日
2011年07月11日
ハマクマノミの一家
シュノーケリングでよく観る、ハマクマノミの一家ですが、必ずしも血縁関係があるわけではありません。
一番大きなハマクマノミは雌で、二番目が雄、三番目はまだ雄でも雌でもありません。
例えば、この雌が死んでしまった場合、二番目の雄が雌に性転換し、三番目が雄となります。
ちなみに、マダイは雌から雄に性転換します。
一番大きなハマクマノミは雌で、二番目が雄、三番目はまだ雄でも雌でもありません。
例えば、この雌が死んでしまった場合、二番目の雄が雌に性転換し、三番目が雄となります。
ちなみに、マダイは雌から雄に性転換します。
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20:20
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2011年06月24日
ヒラムシ
ウミウシによく似ていますが、ウミウシは貝の仲間でヒラムシはプラナリアやヒルの仲間です。
おいしくないウミウシに似せることで、捕食から逃れていると、考えられています。
日本では、研究者が少ないので和名のない物が、多いようです。
ちなみに学名は Peudoceros bimarginatus
おいしくないウミウシに似せることで、捕食から逃れていると、考えられています。
日本では、研究者が少ないので和名のない物が、多いようです。
ちなみに学名は Peudoceros bimarginatus
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21:54
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2011年06月18日
ニシキツバメガイ
内湾やリーフ内の砂地で良く見かけます。
体の後方がふたつに分かれ、ツバメの尾羽に似ていることからこの名前がついたそうです。
解剖すると、体内に小さな貝殻を持っています。
体の後方がふたつに分かれ、ツバメの尾羽に似ていることからこの名前がついたそうです。
解剖すると、体内に小さな貝殻を持っています。
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18:17
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2011年06月11日
エボシガイ
海岸に、打ち上げられたブイや材木をよく見ると、白いヨットの帆のような物が付いています。 これがエボシガイです。
エボシガイは、フジツボやカメノテ、エビ、カニと同じ甲殻類です。
小さい頃は、キプリス幼生として海洋を浮遊、気に入った漂流物があると 付着し、このような形に成長します。
エボシガイは、フジツボやカメノテ、エビ、カニと同じ甲殻類です。
小さい頃は、キプリス幼生として海洋を浮遊、気に入った漂流物があると 付着し、このような形に成長します。
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15:55
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2011年06月09日
イシガケチョウ
イシガケチョウともイシガキチョウとも呼ばれます。
元々は奄美や沖縄などの南方系のチョウですが、最近では、近畿地方や中部地方でも見られるようになったそうです。
飛び方にかたに、特徴があります。
元々は奄美や沖縄などの南方系のチョウですが、最近では、近畿地方や中部地方でも見られるようになったそうです。
飛び方にかたに、特徴があります。
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19:24
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2011年06月04日
ジャノメナマコ
シュノーケリングをしているとよく見かけます。
蛇の目模様がオシャレです。
しかし、サボニンという成分が強く、食べることができません。
強く押したり、踏みつけたりすると、お尻から白い糸(キュベイ氏管)を出します。
これが、手や足に付くと、ベタベタしてなかなか取れません。
蛇の目模様がオシャレです。
しかし、サボニンという成分が強く、食べることができません。
強く押したり、踏みつけたりすると、お尻から白い糸(キュベイ氏管)を出します。
これが、手や足に付くと、ベタベタしてなかなか取れません。
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16:02
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2011年06月02日
はじめまして。
はじめまして、本日より、しーまブログを始めました。
元、水族館の飼育係の観点から、奄美の動植物を紹介していきたいと思います。
特に、海の生き物については、マニアックになりがちですが、よろしくお願いします。
記念すべき、第1号は、一昨日リーフ内で見つけたゼニガタフシエラガイ。
体内に貝殻を残すウミウシの仲間です。 夜行性なのですが、この日は、昼間に観察できました。
元、水族館の飼育係の観点から、奄美の動植物を紹介していきたいと思います。
特に、海の生き物については、マニアックになりがちですが、よろしくお願いします。
記念すべき、第1号は、一昨日リーフ内で見つけたゼニガタフシエラガイ。
体内に貝殻を残すウミウシの仲間です。 夜行性なのですが、この日は、昼間に観察できました。
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16:43
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